様々な業種の中からIT業界を選ぶ理由
ITはどの業界・どの企業においても必須のツールでありスキルです。IT業界で働くことは全ての業界または特定の業界全体を俯瞰することにつながります。ITと同様に必須のツール・スキルとして、例えば金融がありますが、それは最もITに依存する業界の一つです。

SIではなくパッケージベンダーを選ぶ理由
IT企業はシステムインテグレーター(SI)とパッケージベンダーに大別されます。SIは顧客の要望に応じて様々なシステムを一つのソリューションに組み上げます。パッケージベンダーは得意とする一つのソリューションを様々な顧客に提供します。これからのIT企業は得意分野を持たなければ生き残れません。

地方自治体の仕事を選ぶ理由
国内ではあまり認知されていませんが、日本の地方自治は世界最高水準にあります。このパッケージシステムを作ることは、世界最高水準の仕事をするということです。日本の公務員は先進国で最も少ない水準で、最も充実した住民サービスを提供しているため、パッケージシステムは自治体業務になくてはならないインフラとなっているのです。




日本の住民サービスの中で、外国ではあまりみられないもの
大手ではなく中堅企業を選ぶ理由
企業が大きくなればなるほど社内の隅々に役員・社員の目が行き渡らなくなります。規模が大きくなり過ぎない方が、役員と若手社員の間でも日常的に会話ができることで、人材の抜擢もしやすくなります。また、他の部門の仕事を見たり手伝ったりできる機会が多いため、会社全体を見渡してビジネスパーソンとしての広い視野を養うことができます。

東京ではなく福岡の企業を選ぶ理由
地方では会社の固定費を低く抑えることができ、社員の生活費も少なく済みます。ITで同じ価値を創出するとしたら、東京よりも地方の方が安くできます。しかし、ITスキルが集積しており、かつ各地域へのアクセスが良くなければ、顧客からの信頼は勝ち取れません。そのベストバランスを有するのは、福岡です。


平成27年4月現在
パッケージベンダーの仕事とは
パッケージベンダーでは、製品開発、導入、運用支援、保守管理、カスタマーサポート、品質管理などの各部門が連携しながら、お客様の業務に貢献します。
- 企画された内容に沿って、法改正や新機能に対応するための開発を行います。
- 開発に当たっては、単に企画された機能を作るのではなく、ユーザーからなぜそのような要望が上がったのか、最終的にユーザーが望んでいる価値は何なのかを汲み取りながら臨みます。
- 新たな機能が既存の機能やデータにどのような影響を与えるのか、将来の保守性にも配慮して、品質管理やドキュメント作成も欠かせません。
- パッケージを導入するためには、スクラッチ開発よりも高度な要件定義能力が求められることがあります
- パッケージをカスタマイズすることは簡単ですが、それでは保守性やユーザーの生産性を低下させることがあるためです。
- ユーザーがカスタマイズを要求する時、何に困っているのか、何を求めているのかを正確に読み取り、最適な提案をする力と心が必要になります。
- パッケージのレベルアップや障害に対応するため、パッチを適用し、正常な稼働を保証する作業を保守といいます。
- パッケージをより良く使っていただくため、有効な提案や操作の支援を行う活動を運用支援といいます。
- 地方自治体におけるパッケージは業務が多岐にわたり、滞ると住民に大きな影響が及ぶため、これらのサービスメニューや品質が他社との差別化の要素になります。
- パッケージの使い方や不具合に関して問合せを受ける窓口です。
- ユーザーとの会話の中から、真の課題を見つけ出し、的確かつ迅速に回答することが顧客満足につながります。
- ユーザーの立場に立って自社及びパッケージを客観的に見る力が求められます。
- パッケージの品質を担保することは、機能が多いことよりも重要です。どんなに機能が優れていても、正しく稼働しなければ何の意味もないからです。
- 特に地方自治体のパッケージは、住民のデータを保全したり、税金を計算したりするため、間違いが許されません。
- パッケージの開発から導入、運用保守に至るサイクルに対して、一貫した品質管理を行っています。